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「幸福論」

B. ラッセル/安藤 貞雄(訳)「幸福論」

不幸だしー、幸せになりたいしー、で読んだ、わけではない。
(そりゃ幸福に越したことはないけど)

夏目漱石でもまた買おうかとぷらぷら岩波文庫を眺めていたら、
「ラッセル 幸福論」
ラッセル?

ラッセルと言えば、情報科学をやっていたり、論理系の数学をやっていたら絶対しっている(はずの)、
バートランド・ラッセルが思い浮かぶ(名前だけね)。
素人向け数学読み物とか読むと必ずホワイトヘッドとの共著「数学原理」"Principia Mathemateca"が出てくる(そしてゲーデルに根底から壊される)(そして内容は全く私は知らない)。

で、そんな人が「幸福論」とは何よ。
調べてみれば、哲学でも有名らしい。

いやぁ、世間は狭い(違)。


内容は以下のような感じ。
あまり説教臭くないのと感情的でないのと(キリスト教も含め)宗教臭くないので読みやすかった。
上記のような本は敬遠してしまうので、例えばトルストイの「文読む月日」は(少なくとも今のところ)挫折している。

いくつか(予想が付かない、とか、ふーん、と思わないという点で)興味深い記述があった。

第1部 不幸の原因      
  第1章 何が人びとを不幸にするのか
  第2章 バイロン風の不幸
  第3章 競争
  第4章 退屈と興奮
  第5章 疲れ
  第6章 ねたみ
  第7章 罪の意識
  第8章 被害妄想
  第9章 世評に対するおびえ

第2部 幸福をもたらすもの
 第10章 幸福はそれでも可能か
 第11章 熱意
 第12章 愛情
 第13章 家族
 第14章 仕事
 第15章 私心のない興味
 第16章 努力とあきらめ
 第17章 幸福な人

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  1. 2005/04/19(火) 13:51:27|
  2. 読んだ本系
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